ラウンジの経営を始めるには?成功するために意識すべき3つの注意点

「ラウンジの経営をするためにどんな準備をすればいいの?」
「ラウンジ経営で注意すべき点は何があるの?」

ラウンジの経営を始めたいと思っている人の中には、何から手を付けてよいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。

ラウンジの経営で成功させるためには、実は経営前の事前準備が重要なのです!

本記事では、ラウンジ開業の準備から経営までの流れや経営の注意点を紹介します。

この記事を読めば、ラウンジ経営を成功させるために何をすればよいのか分かりますよ!

1.【7ステップ】ラウンジの開業から経営までの流れ

ラウンジの開業から経営までの流れ

ラウンジの開業から経営までの流れを紹介します。

主な流れは以下の通りです。

  1. コンセプトを決める
  2. 資金を調達する
  3. 店舗を決める
  4. 資格取得や申請をする
  5. 備品の準備をする
  6. 人材を募集する
  7. 宣伝する

順に紹介するので、経営を始めるときの参考にしてください!

(1)コンセプトを決める

コンセプトを決める

どのようなお店を運営するのかコンセプトを決めましょう。

コンセプトはお店を経営する上で、基準となる重要な指標です。

コンセプト例

  • お客様が笑顔になるような接客を心がける
  • 家よりも落ち着ける空間を演出する
  • お客様から信頼を得られるような人間関係を築く

ラウンジを経営する上で、どのようなお店を目指したいのか明確にしておきましょう!

(2)資金を調達する

資金を調達する

開業するには資金を調達する必要があります。

必要な資金は土地や規模によって前後しますが、500万円~2,000万円かかるのが一般的です。

自分が開業するエリアでどのくらいの資金が必要なのかリサーチしておきましょう!

(3)店舗を決める

店舗を決める

調達した資金に合わせて店舗の場所と内装を決めます。

特に内装は店舗の雰囲気に影響するので重要です。

資金に余裕があればこだわりを持って、少しでもコンセプトに沿ったデザインにしましょう!

(4)資格取得や申請をする

資格取得や申請をする

経営するためにいくつかの資格を取得したり申請をしたり必要があります。

必要な資格や手続きは以下の通りです。

必要な資格や手続き例

  • 飲食営業許可
  • 食品衛生管理責任者
  • 防火管理者選出届け
  • 深夜酒類提供飲食店営業の届け出
  • 法人設立届け
  • 個人事業の開業届
  • 青色申告の承認申請書
  • 減価償却の評価方法の届出書
  • 給与支払事務所開設届出書
  • 健康保険・厚生年金保険新規届出書
  • 被保険者資格取得届
  • 被扶養者届
  • 労働保険関係設立届
  • 雇用保険適用事務所設置届
  • 雇用保険被保険者資格取得届

特に申請には時間がかかるので、開業日から逆算して計画的に資格取得や申請手続きを進めましょう!

(5)備品の準備をする

備品の準備をする

経営で必要な備品の準備をします。

必要な備品例は以下の通りです。

設備
  • 冷暖房設備
  • 防犯設備
  • 音響設備
  • 照明設備
  • テーブルや椅子
  • 店頭設備(看板など)
  • 電話やFAX、パソコン
厨房
  • 調理器具
  • 食器(グラスやワインクーラーなど)
  • 清掃用具
会計
  • レジ
  • レジロール
  • 会計用伝票
  • クレジットカードリーダー
  • オーダーエントリーシステム
  • 釣り銭トレー
  • 伝票バサミ
  • 小型金庫
  • コインケース
  • 電卓
消耗品
  • 洗剤や除菌用品
  • 箸、箸袋、おしぼり、客席用調味料入れ、爪楊枝
  • 虫除け用品
  • 救急箱一式
  • 使い捨て手袋、ペーパーナプキン、ふきん、エプロン
  • サイネージ(看板やポスターなど)用品

デザインやアイテムはコンセプトに沿ったものにしておくことで統一感を出すことができます。

他にも必要なものがあれば、その都度買い足しておきましょう!

(6)人材を募集する

人材を募集する

お店を運営するのに必要は人材を集めましょう。

主な必要な人材

  • 女性キャスト
  • 男性スタッフ
  • 責任者(店長や副店長、マネージャーなど)

ラウンジは1人のお客に対して、複数人の女性キャストで対応することもよくあるので、特に女性キャストが揃わなければ、経営が成り立たなくなる可能性が高いです。

他のお店に人材が流れないように、開業日よりも早めに募集を開始することをおすすめします!

なお、以下の記事でラウンジの給料について紹介しているので、女性キャストの人件費が気になる人はあわせてご覧ください。

ラウンジの給料の相場は?報酬の仕組みと給料アップの4つの方法

2020.09.03

(7)宣伝する

宣伝する

最後に開業を周囲に宣伝します。

勢いに乗って経営をするためには、開業日からスタートダッシュさせることが重要です。

宣伝する方法例

  • ホームページを立ち上げる
  • SNSで通知する
  • 広告(チラシ)を作って、駅前や商店街など人が多く集まる場所で声掛けをする

少しでも多くの人に来てもらうために、いつどこでオープンするのか広く周知させることがポイントなので、人件費を使ってでも積極的に宣伝活動を行いましょう!

2.ラウンジ経営の3つの注意点

ラウンジ経営の3つの注意点

ラウンジ経営の注意点を紹介します。

気を付けるべき点は以下の3つです。

  1. 税金対策をする
  2. 風営法を守る
  3. 売上予測をして利益が出る営業をする

順に紹介するので、経営するときに意識しましょう!

(1)税金対策をする

税金対策をする

ラウンジに限らずナイトワークでは税金対策をすることがポイントです。

毎年確定申告をする必要があるので、常にお店のお金の動きは把握しておく必要があります。

ナイトワーク業界では一日に大きな金額が動くので、納税を怠ると摘発されて経営に大きな影響を与える可能性が高いです。

一般的には開業して約3年ほどで税務調査が実施されるので、申告漏れがないように注意しましょう!

なお、税務調査されやすい店は以下のような傾向があります。

税務調査されやすい店の特徴

  • 赤字が続いているのに経営が成り立っている
  • 人件費が異様に高い
  • 過去に不正があった
  • 売上が極端に低い

長期的に人件費が高く売上げが低いなど経営状況が悪ければ、「税金を払わないために不正に赤字を装っているかもしれない」と目を付けられる可能性があります。

税務署から目を付けられないように、利益をしっかり出しその分の税金を納めるなどクリーンな経営を心がけましょう!

(2)風営法を守る

風営法を守る

ラウンジはナイトワークの一種なので、風営法を守る必要があります。

風営法とは「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」の略語で、お店の周囲や子供の健全な教育に悪影響を及ぼさないように設けられた法律のことです。

ラウンジは風営法の風俗営業法1号営業に沿って営業しなければなりません。

たとえば、風俗営業法1号営業には以下のようなルールが設けられています。

風俗営業法1号営業の具体例

  • 客室の内部が外部から簡単に見通せる環境にしてはならない
  • 客室の内部に見通しを妨げる設備(概ね高さ1m以上の仕切り・つい立て・カーテン・背の高いイス・鉢植え)などを設けてはならない
  • 客室の出入口(外部に続く出入口は除く)に施錠の設備を設けてはならない
  • 営業所内の照度が5ルクス以上にしなければならない

風営法を守ることで、健全に営業している証明にもなります。

風営法をチェックして、どのようなことをすればルール違反になるのか把握しておきましょう!

(3)売上予測をして利益が出る営業をする

売上予測をして利益が出る営業をする

しっかり売上予測を立てて、利益が出るような営業を心がけることが重要です。

開業してスタートダッシュに成功しても、経営努力をせずに行き当たりばったりで営業していては、高い売上を継続するのは難しいでしょう。

経営を成功させるためには、計算して利益を出すことがポイントです。

利益は売上からコストを差し引いた額なので、一カ月でかかるコストを考慮して、一日にどのくらいの売上を確保する必要があるのか目標を立てなければなりません。

売上目標を従業員全員で共有して、お客に少しでもお金を使ってもらえるように1人1人が売上を意識して取り組むことで、接客の質を上げることができます。

また、人件費などの自分でコントロールできる販売管理費を見直して、無駄なコストを削減する努力も必要です。

経営をする以上は利益を出すことが一番の目標なので、利益を出すための経営努力を行いましょう!

まとめ

ラウンジの経営をスムーズに始めるためには、しっかり準備する必要があります。

コンセプト決めから資金の調達、備品や人材集め、宣伝などすべての工程が重要です。

経営を継続することは一筋縄ではいきませんが、少しでも健全な経営ができるように今回紹介した3つの注意点を意識しましょう!

なお、以下の記事でラウンジの料金について紹介しているので、あわせてご覧ください。

ラウンジの料金の仕組みとは?働く上で把握しておくべき3つの知識

2020.09.01

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