アルバイトのホストを雇うメリット・デメリット!雇う際の3つの注意点も

「ホストクラブのアルバイト率ってどれくらい?」
「アルバイトのホストを雇いたいけどリスクはある?」

最近、増えているのがホストクラブで働くアルバイトのホスト

普通のバイトより稼げると希望者も多いのですが、経営者側からみてアルバイトのホストにはどんな魅力があるのでしょうか?

アルバイトのホストの雇用に興味のあるホストクラブ経営者は必見!

現在のホストクラブのアルバイト率とアルバイトのホストを雇うメリット・デメリットに加え、アルバイトを雇う上での注意点3点を解説します。

アルバイトのホスト採用を考えている方は、これを参考にしてホストクラブを盛り上げてくださいね

1.ホストクラブのアルバイト率は平均2~3割

現在、ホストクラブのアルバイト率は2割~3割程度です。

本職としてのホスト(レギュラー)とは異なり、気軽に自分の都合に合わせて働けるため、学生が時給の良いアルバイトとして、あるいは会社員が副業として働くケースが多くなっています

しかし、これは最近になってからの傾向です。

数年前まではホストのアルバイトという概念自体があまりなかった上に、ホスト業界にダークなイメージを持つ学生や会社員も多かったことから、ホストクラブにアルバイトはあまりいませんでした。

しかし、最近は、ローランドなど有名なホストによるホスト業界のイメージの改善、働き方改革、社会人の収入の低下、奨学金返済、学生の学費を稼ぐためなど様々な事情でホストの世界に飛び込む人が増えています

雇う側にもメリットがあるので、アルバイトを募集するホストクラブも多くなってきました。

2.アルバイトのホストを雇う3つのメリット

ホスト業界の常識用語

経営者目線から見ると、ホストクラブでアルバイトのホストを雇うことには3つのメリットがあります。

  1. 低コストで雇うことができる
  2. プッシュしなくてよい
  3. お店が賑やかになり活性化する

ホストクラブでアルバイトのホストが増えているのは、アルバイト側と経営者側の双方のメリットが一致しているからと言えます。

次に1つずつ解説します。

(1)低コストで雇うことができる

アルバイトのホストを雇う1つ目のメリットは、低コストで雇うことができるというメリットです。

現在のホスト業界で働くアルバイトのホストは時給制が基本

しかも、アルバイトのホストの売り上げバック率(歩合)はレギュラーホストの半分以下が一般的なので、アルバイトのホストが売り上げを上げれば上げるほどクラブとしては利益が出るというメリットがあります。

また、各種賞金もアルバイトには不要というのが通例です。

基本給・バック・各種賞金の3つの面でアルバイトのホストなら人件費を抑えて経営を維持できるというメリットは、経営者側から見ると非常に大きな魅力をといえます。

(2)プッシュしなくてよい

アルバイトのホストを雇う2つ目のメリットは、プッシュ(広告宣伝費をかけて売り出すこと)が不要で広告宣伝費をカットできるというメリットです。

レギュラーを売り出すために掛けるお店の看板やウェブサイト、雑誌などの広告宣伝費は数十万円~百数十万円単位。

しかし、アルバイトのホストは基本ヘルプなのでプッシュは必要なし

ヘルプで付いて、もし人気が出て指名がつけば儲けものというスタンスなので、膨大な広告宣伝費をカットできます

(3)お店が賑やかになり活性化する

アルバイトのホストを雇う3つ目のメリットは、お店が賑やかになり活性化するというメリットです。

レギュラーが多数在籍し、人気のあるレギュラーも多くて賑わうホストクラブなら、わざわざアルバイトを雇う必要はそれほどあないかもしれません。

しかし、ホスト業界は入れ替わりが激しいため、在籍するレギュラーが少ないホストクラブやもう少し面子をそろえたいホストクラブ、あるいは若いホストが欲しいホストクラブの場合、アルバイトを雇えばコストをおさえながらホストの人数を増やせます

ホストの間でもアルバイトに負けないようにレギュラーも発奮しますし、お客様側としてもお店を訪れるたびにフレッシュな若い男性がいることで楽しみ方も増えるなどアルバイトを歓迎する方が多いです。

このようにアルバイトのホストという新しい風が入ってお店が活性化するケースも少なくありません。

3.アルバイトのホストを雇う2つのデメリット

低コストでホストクラブの底上げもできるアルバイトのホストですが、経営者側から見たデメリットも2つあります

  1. すぐやめる可能性がある
  2. アルバイトの都合に合わせなければならない

アルバイトのホストを雇うことは経営の上でネックになることも多いので、予め理解しておきましょう

それぞれ次に説明していきます。

(1)すぐやめる可能性がある

アルバイトのホストを雇う1つ目のデメリットは、すぐにやめる可能性があるということです。

レギュラーのホストに比べ、やはりアルバイトとなると責任感ややる気、根性や上昇思考、お店や仕事に対する熱意も低くなります

そのため、気に入らないことがあったり、叱られたり、都合が悪くなると簡単にやめてしまうというリスクがどうしても高くなります。

つまり、気軽に始められるし稼げるというアルバイト側のメリットは、経営者側から見ると大きなデメリットなのです。

低コストで使えるけれど、常にやめる可能性を念頭に置かなければならないアルバイトのホストは、経営者的にリスク

そのリスクを極力抑えるために、体験入店やサポートなどアルバイトが続けやすいシステムを作りましょう

(2)アルバイトの都合に合わせなければならない

アルバイトのホストを雇うデメリットの2つ目は、アルバイトの都合に合わせなければならないということです。

アルバイトのホストは、最初に働ける条件(曜日・時間など)を提示し、多少融通は利くかもしれませんが基本はその範囲内のみで働くことになります

しかも、あくまでもアルバイトなので学生は学業優先・社会人は本業優先

メインのほうが多忙になればシフトも大幅に組み替えなければならず、思うような予定が立てられなくなる可能性も。

また、アルバイトながら指名がついている場合、お客様の要望に応えられず、お客様が不満を持つというリスクもあります。

レギュラーと異なり、強く店側の要求や要望を伝えることができないため、そういったジレンマを抱える経営者も少なくありません。

4.アルバイトのホストを雇う3つの注意点

経営者から見て非常に魅力的なメリットも多いアルバイトのホストですが、アルバイトを雇う際には次の3つの注意点に気を付けるようにしましょう。

  1. アルバイトが学業などとの両立が可能か把握しておく
  2. アルバイトの年齢
  3. アルバイトのアルコール耐性

アルバイトのホストのリスクを下げるために、経営者は事前にこの3点をしっかり確認しておいて決して損はありません

1つずつ説明します。

(1)学業などとの両立が可能か把握しておく

アルバイトのホストを雇う際の1つ目の注意点は、アルバイトを希望する人が本当に学業や仕事との両立が可能かを把握しておくことです。

特に注意しておきたいのが、新入生や新入社員など新しい生活がスタートしたばかりの人。

生活サイクルがまだわかっていない状態で先に週〇日など決めてしまうと、実際に働き始めた後に「やっぱり無理です」ということになりかねません

また、ホストとしての仕事内容をしっかり理解しないまま「稼げるから」とこの世界に足を踏み入れる人もいます。

そんな人は、たいてい現実を見てすぐにやめてしまうもの。

アルバイトのホストを雇う時には、必ず体験入店などで仕事を経験させ、生活サイクルが整った上で本業との両立が可能かどうかを確認するようにしましょう。

(2)アルバイトの年齢

アルバイトのホストを雇う際の2つ目の注意点は、アルバイトを希望する人の年齢です。

20歳未満でもアルバイトでホストをすることは可能です。

しかし、20歳未満はもちろんアルコールはNG。

これは道義的なものではなく「未成年者飲酒禁止法」という法律で未成年者の飲酒が規制されています。

これに反すると、次のような罰則があります。

  • 未成年者に酒類を販売提供した場合は50万円以下の罰金
  • 親権者、監護権者が未成年者の飲酒を制止しなかった場合は科料(1000円以上1万円未満)

最近では、学費捻出などの理由でアルバイトのホストをする未成年の学生も増えているので、年齢は必ずチェックするようにしましょう。

(3)アルバイトのアルコール耐性

アルバイトのホストを雇う際の3つ目の注意点は、アルバイトを希望する人のアルコールに対する耐性です。

また20歳になったばかりのアルバイトはアルコールに対する耐性が全くありませんし、本人も自分の限度をわかっていません。

最近では、ホストのノンアル営業も珍しいものではなくなりましたが、ホストは基本的にアルコールを飲んでなんぼのお仕事ですから、やはりアルバイトと言えどお酒を飲まなければならないシーンも多いです。

しかし、アルコールに慣れていないアルバイトのホストに無理に飲ませて万が一急性アルコール中毒など大変な事態が起こった場合、責任を問われることになります。

念のため、アルバイト(学生だけでなく社会人も)にも最初にアルコール耐性について確認しておくとよいでしょう。

まとめ

以前に比べてイメージもクリーンになってハードルが低くなったホスト業界は、どんどん変化しています。

その1つがアルバイトのホストの増加です。

低コストなどの経営者側のメリットと自分の都合に合わせて稼げるというアルバイト希望者側のメリット、双方の利害の一致により今後もアルバイトのホストはどんどん増加していくことでしょう。

だからこそ、経営者側はアルバイトのホストのメリットだけでなく、デメリット(リスク)にも細心の注意が必要です。

しかし、3つの注意点に留意してアルバイトのホストを雇えば、リスクを回避しながらホストクラブをどんどん活性化させられることでしょう。

アルバイトのホストを交えてホストクラブを盛り上げ、円滑な運営と経営をしてくださいね。

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