歌舞伎町ホストクラブの元No.1！ピスタチオ『伊地知 大樹（いじち ひろき）』の経歴

「ピスタチオの髭のほうって人気ホストだったってホント？」
「伊地知 大樹（いじち ひろき）さんってどんなホストだったの？」

「お惣菜」「なーんの」のネタで大ブレイクしたお笑いコンビ『ピスタチオ』の左の人『伊地知 大樹』さんは、現在の姿からはちょっと想像がつきませんが、実はホストの過去を持つ元ホスト芸人なんです。

しかも、競争が激しい歌舞伎町のホストクラブでナンバーワンになったこともあるほどの実力者。

そこで、この記事では、元ホスト芸人『ピスタチオ・伊地知 大樹』さんの興味深い経歴と現在について解説していきます。

人に歴史あり。

ピスタチオ伊地知さんの生き様は、ホストクラブだけでなく様々な業界でトップを目指す人に勇気や希望を与えてくれるはずです。

１．お笑い芸人ピスタチオ『伊地知 大樹』とは

最初に、『伊地知 大樹』さんの経歴をみていきましょう。

インパクトのあるルックスと不思議なネタで人気を集める芸人コンビ『ピスタチオ』の伊地知さんは、小学生の時には既にお笑い芸人になることを目標に定めた、目立つことが大好きな少年でした。

高校卒業後に事務所に入って俳優の仕事をした後、やはりお笑いをやりたいからと2007年に東京NSCに入り、念願の芸人としての道を歩き始めます。

しかし、なかなか芽が出ない日々、24歳の時にとあるご縁がきっかけで入ったホストの世界で意外な才能を発揮することに。

ホストの仕事の傍ら、2010年4月に現在の相方である『小澤 慎一朗（おざわ しんいちろう）』さんとお笑いコンビ『ピスタチオ』を結成し、徐々に白目芸人としても人気が出始め、ついに人気芸人としてブレイク。

 

 

 

 

 

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現在は、ホストの仕事を引退し、人気芸人として活躍する傍ら、YouTubeや講演などを行う多忙な日々を過ごしています。

名前	伊地知 大樹
誕生日	1985年2月5日
出身地	神奈川県藤沢市
趣味・特技	ボクシング／サッカー／接客
身長・体重	168cm・68㎏
在籍していたホストクラブ	歌舞伎町『Asky（アスキー）』
源氏名	春風亭 嵐（しゅんぷうてい あらし）※2014年の4月に引退

２．芸人がナンバーワンホストになるまで

次に、伊地知さんがどうやって歌舞伎町のホストクラブでナンバーワンホストにまで登りつめたのかを見ていきましょう。

1. 後輩に誘われ週1出勤のつもりが月1休みのホストに
2. 生粋の負けず嫌い！「やるならナンバーワンホストに」と努力の日々
3. 特技と個性を生かして人気ホストに！独自路線でナンバーワンに

テレビで見る芸人の姿からは想像もつかない努力家・頭脳派の伊地知さんの姿に驚くのは必至ですよ！

（１）後輩に誘われ週１出勤のつもりが月１休みのホストに

伊地知さんがホストを始めたのは、既に芸人として活動していた24歳の時です。

地元の後輩が人気ホストになり、自分のお店を持つのをきっかけに「手伝ってほしい」と声を掛けられたのがきっかけ。

最初は店長ポジションを打診されましたが、芸人の仕事がおろそかになるからと週1～2出勤のプレイヤー『春風亭 嵐』の源氏名でホストデビューを果たします。

落語家ではないのに『春風亭』を名乗るところが既に一味違いますね！

しかし、当時の仕事は月1本のお笑いライブのみ。

結局、31日のうち30日出勤する、月1休みのほほぼ皆勤ホストとして働くことになります。

（２）生粋の負けず嫌い！「やるならナンバーワンホストに」と努力の日々

芸人の仕事の傍ら、ホストとして働く伊地知さんの日々はまさに試行錯誤の連続。

「ブサイク」「キモイ」「ジジイじゃん」など散々なことを言われつつ、派手メイクをしたりヘアスタイルをスジ盛りにするなど少しでもホストっぽいホストになるように様々な工夫を凝らします。

が、それでも一向に人気が出ず、『春風亭 嵐』のホスト低迷期が長く続きます。

しかし、そこで挫折することなく諦めないでいられたのは、元来負けず嫌いの性格だったから。

思考錯誤の末、ルックスを主流の人気ホスト像に寄せるのではなく、「自分らしいホスト」像を作るべきことに気付いたことが伊地知さんのホスト人生の大きな転機となります。

ホストの定番『スジ盛り』については次の記事もぜひご覧ください。

（３）特技と個性を生かして人気ホストに！独自路線でナンバーワンに

ホストとしての自分の戦い方を熟考した伊地知さんが真っ先に変えたのはルックスです。

これまでと異なり、黒髪・パーマ・髭・眼鏡などのゴリゴリ系の男らしい要素を取り入れ、今までにない硬派ホストポジションを開拓します。

金髪・長髪・チャラい系が多いホストの中、このスタイルはライバルの少ないニッチなポジションだったためか、徐々にお客様から人気が出るように。

 

 

 

 

 

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その他にも、本業の芸人を活かしたお笑い系キャラ、お客様ウケするメール、「常に自分の嫁を探しているという気持ちで女性と接する」と真摯に対応する接客も人気を得、ついにナンバーワンホストに昇りつめます。

当時のワイルド系イケメンホスト伊地知さんが最も稼いだ月の収入はなんと400万円！

お笑い芸人もホストも人を笑顔にさせるのがお仕事なので、伊地知さんに向いていたのでしょうね！

これだけ高い月収を得られると芸人を諦めてホストを本業にしてしまいそうなものですが、伊地知さんは子供のころからの夢であるお笑い芸人の道を歩むことを決して諦めなかったところもまたカッコイイですね。

ホストで磨いた観察力やトーク力、そしてナンバーワンを獲った自信も加わり、この頃から本業のお笑い芸人の仕事も徐々に増えていくようになります。

 

 

 

 

 

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人生に無駄なものなど何一つなし！

伊地知さんだからこそできるオンリーワンの方法でトップを獲った経緯や事実は、ナンバーワンを目指すホストにとってだけでなく、新しい分野に挑戦する方の参考や励みとなるはず。

３．伊地知さんの現在

伊地知さんは2014年にホストを引退し、現在は売れっ子芸人として活躍しています。

白目漫才だけでなく、ホスト時代に培ったNo1.ホストの接客術をベースに営業・婚活・恋愛に活かせるノウハウを伝授する講演、お洒落な釣りウェアのアパレルブランド『RAD RACY』の展開など多方面で才能を発揮しています。

 

 

 

 

 

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また、YouTube公式チャンネル『ピスタチオーですっ。』（チャンネル登録者数 2.74万人）では相方の小澤さんと様々なチャレンジを行っているのでぜひ合わせてご覧ください。

ナンバーワンホスト時代の伊地知さんのお話も聞けますよ。

まとめ

白目漫才で人気を集めた『ピスタチオ』の『伊地知 大樹』さんは、元歌舞伎町ナンバーワンホストの異色の経歴を持つお笑い芸人です。

芸人の仕事の傍ら誘われて始めたホスト人生で、辛い低迷期を乗り越え創意工夫でナンバーワンホストにまで登りつめた手腕は「見事！」の一言。

さらに、高収入を得られるホストの座を捨て、幼い頃からの夢であるお笑い芸人の道を諦めず、ついには誰もが知る人気芸人になったところも尊敬に値しますね。

アインシュタインの「天才とは努力する凡才のことである」の言葉の通り、伊地知さんは常に努力を欠かさない天才。

そんな伊地知さんの活躍から今後も目が離せませんね！