ホストクラブは何歳から働ける?意外と知らないお客さんの年齢制限も
「ホストになりたいけれど、何歳から働いても良いのだろう?」
「クラブに入店できる年齢は何歳からか知りたい」
このように、ホストとして働く年齢やお客さんとして入店できる年齢について、疑問に思った経験はありませんか?
実は、18歳以上であればホストとして働けますが、高校生は採用しないという方針を持っている店舗もあるのです!
ここでは、ホストクラブでは何歳から働けるのか、お客さんは何歳からホストクラブを利用できるのかということについて説明します。
この記事を読めば、ホスト業界での年齢制限について理解できるようになり、法令に基づいた適切な働き方ができるようになりますよ!
また、以下の記事で「ホストの現役は何歳までか?」「引退後の仕事は?」について、解説してます!
目次
1.ホストとして働ける年齢は何歳から?
ホストとして働くためには、法令や条例で定められている年齢制限について知っておくことが大切です。
これらを知らずにホストを採用してしまったり、年齢に関する取り組みは知らずに求人に応募してしまうと、思わぬペナルティが発生しかねません。
まずは、何歳からホストとして働けるのか、高校生でもホストクラブで働けるのかということを理解した上で、未成年ホストの仕事内容や注意点について説明します。
(1)18歳からホストとして働ける
ホストクラブでは、18歳からホストとして働くことができます。
これは児童労働福祉法で定められており、18歳未満の人間を接待に関する業務に従事させてはいけないとされているのです。
そのため、ホストとして働きたいのであれば、18歳になってから働くようにする必要があり、できるだけ早くデビューしたいと考えている場合、採用面接を受けるのであれば17歳の終わりごろに応募するのが望ましいでしょう。
#1:お酒やタバコを強要される心配は無い
ホストとして働くと、お酒やタバコを強要されるのではないかと心配になるかもしれませんが、未成年のホストがお酒はタバコを強要される心配はありません。
それは、未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁止されていることが理由で、万が一成年のホストにお酒やタバコを強要した場合、本人だけでなくお店側も責任を追及されるというリスクがあるのです。
ホストクラブはさまざまなお客さんを接待する仕事なので、飲酒や喫煙が伴うケースもたくさんあります。
しかし、法令を遵守して営業しているホストクラブがほとんどなので、よほど悪質なお店でない限り、お酒やタバコを強要されることはないでしょう。
(2)18歳で採用された場合の仕事内容
ホストクラブに18歳で採用された場合、飲酒や喫煙ができないことや、お客さんにうまく接客できないケースが多いことから、ほとんどのホストは雑用が基本になります。
具体的には、開店前のお店の準備や清掃がメインとなり、たまに先輩ホストのヘルプとして接客をすることがあるくらいです。
ホストクラブのほとんどは歩合制で給料が決まっているため、十分に接客ができない18歳のホストでは、満足のいく給料がもらえないことが多く、途中で挫折してしまう人もいます。
しかし、センスのある人は未成年であってもうまく接客を行い、指名を受けて成績を上げていく人もいるため、年齢だけが収入に影響しているわけではないのです。
(3)18歳未満でも採用しているホストクラブは注意
ホストクラブによっては18歳未満でも積極的に採用しているところもありますが、そのようなホストクラブには注意しておかなければなりません。
多くのホストクラブは公序良俗を守って運営していますが、店舗によってはぼったくりをしているところだったり、客層が悪く給料は安いといったところである場合もあるからです。
店舗運営も不安定になっている可能性があり、いつ潰れるかわからないような経緯をしているところもあります。
ホストとして安心して働き続けるためには、働こうと思っているお店の状況や採用の意図についてしっかり把握しておくことが大切です。
2.18歳であっても高校生が働けない2つの理由
18歳になっていればホストとして働けますが、18歳以上であっても高校生は採用していないホストクラブもあり、その理由は以下の2つです。
- 地域の条例で制限されている
- ホストクラブの方針
これらの理由を知っておくことで、高校生を採用していないホストクラブ側の事情や方針が分かるようになりますよ!
ここからは、18歳であってもホストクラブで高校生が働けない理由について、詳しく説明します。
(1)地域の条例で制限されている
18歳であっても高校生がホストクラブで働けない1つ目の理由は、地域の条例で制限されているからです。
18歳以上になっていればホストクラブで働くことができますが、地域によっては高校生に接待を伴う仕事に従事させないと定めているところもあります。
ホストクラブとして地域で存続していくためには、警察や教育委員会、地域住民などの理解を得ながら、公序良俗を守って運営していくことが不可欠なのです。
(2)ホストクラブの方針
18歳であっても高校生がホストクラブで働けない2つ目の理由は、ホストクラブの方針があるからです。
もちろん18歳以上であれば高校生でも働いてもらうことができますが、飲酒や喫煙を伴う接客業がメインのホストクラブでは、これらが認められていない未成年者や高校生を採用するのを避ける傾向があります。
また、保護者や高校、警察などとトラブルが発生して、万が一経営者が逮捕されて有罪になってしまうと、お店が潰れてしまう可能性が高くなることも高校生を採用していない理由です。
高校生を採用しないという方針をあらかじめ持っておくことで、お店が存続できなくなるというリスクをあらかじめ回避するような対策をとっています。
3.ホストクラブは何歳から入店できる?
ホストクラブで働く場合の年齢制限について理解しておくことも大切ですが、お客さんとして入店する側の年齢制限について知っておくことも重要になります。
法令に基づいた年齢制限について知っておかなければ、お店側が思わぬペナルティを負うことになってしまう危険性があるからです。
ここからは、ホストクラブに何歳から入店できるのかについて、詳しく説明します。
(1)18歳以上であれば入店できる
ホストクラブは風営法に基づいて営業しているお店なので、18歳以上であればお客さんとして入店することができます。
ただし、未成年にお酒やタバコを提供することは固く禁止されているため、ソフトドリンクを注文しながらホストとの会話を楽しむようになるということを知っておきましょう。
年齢を偽って酒やタバコを口にすると、本人だけでなくお店にもペナルティが課されてしまうので、年齢確認を求められた時のために、年齢を証明するものを携帯しておくと安心です。
(2)お店によっては20歳未満は入店できない
お店によっては20歳未満は入店できないところもあります。
法律上は18歳以上であれば入店できますが、お客さんは中には年齢を詐称してお酒やタバコを楽しんでいる人もいるため、お店がペナルティを負うリスクを避けるために、このような方針を設けているのです。
また、新規のお客さんが来店するたびに年齢確認をするという手間や、お客さんに年齢確認をすることで不快感を与えてしまうのを避ける目的もあります。
そのため、未成年のホストクラブ利用を禁止する場合は、インターネットや店舗に分かりやすく表示しておくといった対策が重要です。
まとめ
今回は、何歳からホストクラブで働けるのか、お客さんとしてホストクラブを利用できるのは何歳からなのかということについて、詳しく説明しました。
法令や店舗ごとの方針に沿ってホストクラブで働くようにすることで、お店だけでなく自分自身の身を守ることにつながります。
また、お客さんに気分良く店舗を利用してもらうためにも、お客さん側の年齢制限について理解した上で、適切な対策をとることが重要です。
ここで説明した内容を参考にして、ホスト業界での年齢制限について理解した上で、法令に基づいた適切な働き方ができるようになってくださいね!
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