知っておきたい!ホスト業界の「未収」とは?リスク3つとトラブル防止策4つ

「ホストを始めて未収って用語を知ったけど、どんな意味なの?」
「ホストが未収されることでどのようなデメリットがあるの?」

ホストとして働き始めた人の中には、「未収」という言葉がどのような意味か気になった人も多いのではないでしょうか。

実は、未収の状態が続くとホストにとって大きなデメリットを抱えることになるのです。

本記事では、未収の意味や未収のリスク、未収をトラブルを防ぐためのポイントを紹介します。

この記事を読んで、トラブルに巻き込まれないように注意しましょう。

1.未収の意味とは

未収の意味とは

未収とは、お客さんから代金を回収していない状態のことをいいます。

つまり、発生した利用料金をお客さんがその場で払わずに、一時的に店にツケをしている状態です。

本来は発生した利用料金は退店時に払うのが当然ですが、その日の持ち合わせが少なく払えない場合、ホストの了承を得れば未収にして、日を改めて支払うことができます。

ホストによっては売上げアップを目的に、自分が立て替えることを前提に高いお酒の注文をお客さんにお願いする人もいるので、一概にお客さんが望んで未収するとは言えません。

しかし、お客さんがホストや店に借金をしている状態なので、トラブルにつながる可能性が高くなります。

そのため、可能であればなるべく未収を避けた方がよいでしょう。

2.ホストが未収される3つのリスク

ホストが未収される3つのリスク

ホストがお客さんから未収されるリスクを紹介します。

気をつけるべきリスクは以下の3つです。

  1. 代金を肩代わりしなければならない場合がある
  2. お客さんに逃げられる場合がある
  3. お客さんの捜索に手間が取られる

順に紹介するので、未収を了承した場合に自分にどのようなトラブルが起こり得るのか頭に入れておきましょう。

(1)代金を肩代わりしなければならない場合がある

代金を肩代わりしなければならない場合がある

未収で注意しなければならないのが、代金を肩代わりしなければならない場合があることです。

未収金額が高いと、期日までにお客さんが払えない可能性も頭に入れておかなければなりません。

お酒が入りホストからチヤホヤされて気持ちがよくなると、冷静な判断ができずにノリで高いお酒を頼んでしまう人もいるのです。

後日しっかり返済してくれる人もいますが、支払い能力がなく回収できない場合は、未収金額分を給料から天引きされてしまいます。

売上げアップにつながる反面、回収できなければ給料が減る可能性があることも把握しておきましょう。

(2)お客さんに逃げられる場合がある

お客さんに逃げられる場合がある

お客さんに逃げられる可能性があることも頭に入れておきましょう。

未収をする人の中には、何とかして支払いから逃れようとする人もいます。

その場の勢いで高いお酒を頼んでしまい、冷静になったときに未収をしたことを後悔する人も多いです。

借金した分を返済するのは当たり前のことですが、ホストを利用するお客さんにはさまざまな事情を抱えた人がいるので、未収金分を払わずに逃げる人も少なくありません。

自分のお客さんは大丈夫と油断していると、いつの間にか逃げられているかもしれませんよ!

(3)お客さんの捜索に手間が取られる

お客さんの捜索に手間が取られる

お客さんに逃げられると、未収を回収するためにお客さんの捜索をしなければなりません。

お店は売上げに、ホストは給料に影響するので、交換した連絡先や友人などのツテを頼りに逃げたお客さんを探すのは当然です。

しかし、支払いを回避するために行方をくらました人を探すのは容易ではありません。

本来であれば自分の好きに使える時間を捜索に割かなければならないので、デメリットの1つと言えるでしょう。

3.ホストが未収トラブルを防ぐ4つのポイント

ホストが未収トラブルを防ぐ4つのポイント

ホストが未収トラブルを防ぐためのポイントを紹介します。

お客さんとのトラブルを防ぐためのポイントは以下の4つです。

  1. 信頼できない人は必ず断る
  2. 売上げアップの手段にしない
  3. 分割払いを許してでも確実にお金を回収する
  4. お客さんの懐事情を把握しておく

順に紹介するので、お客さんとの金銭トラブルに発展しないように気をつけましょう。

(1)信頼できない人は必ず断る

信頼できない人は必ず断る

未収はトラブルの原因になりやすいので、信頼できない人は必ず断ることが最も有効です。

未収さえされなければ、未収トラブルに巻き込まれることはありません。

いくら信用できそうなお客さんでも、指名を受けて数回の利用の内は、未収を避けることをおすすめします。

信頼関係が構築できていない状態であれば、たった数回利用しただけでは、お客さんは担当ホストよりも自分を優先して逃げることを選択する人もいるでしょう。

そのため、お客さんから未収を提案されたら、自分を守るために余程信頼できる人以外は断りましょう。

(2)売上げアップの手段にしない

売上げアップの手段にしない

未収を売上げアップの手段にしないことが重要です。

ホストにとって売上げは、給料に反映しますし自分のステータスにもなるのでこだわるのは当然でしょう。

しかし、未収を使ってまで無理に売上げアップを図ろうとすると、お客さんも自分の意思ではなかったと開き直って、返済に応じないケースが考えられます。

売上げは日ごろの努力の賜物なので、未収で売上げを確保するやり方は、長い目を見るとおすすめできません。

未収を提案するよりも、お客さんがお金を使いたくなるように、人間性を磨いたりトークスキルを向上させたりして売上げアップにつなげましょう。

(3)分割払いを許してでも確実にお金を回収する

分割払いを許してでも確実にお金を回収する

もしお客さんが未収をする場合は、分割払いでもよいので確実にお金を回収する意識を持ちましょう。

お客さんを信用することも大切ですが、お金が関与すると冷静な判断ができずに逃げる人もいるので、「いつか返してくれるだろう」と待ち構えるのはおすすめしません。

未収をする人の中には経済的にゆとりがない人もいるので、1度に全額回収するのが難しい場合もあります。

どうしても未収を了承する場合は、返済スケジュールに余裕を持たせ、計画的に支払いをしてもらうようにしましょう。

(4)お客さんの懐事情を把握しておく

お客さんの懐事情を把握しておく

お客さんの懐事情を把握しておくこともポイントの1つです。

指名を受けたら、最初の1~2回の利用でお客さんの支払い能力を把握しておくことをおすすめします。

一般的に、最初の1~2回は人間関係が未構築なので、未収を前提に利用する人は少ないでしょう。

金銭的に余裕がある人は初めからある程度値段が張るお酒を頼むでしょうし、なるべく出費を抑えたい人は安いお酒を頼むことが予想されるので、初期の利用でお客さんの懐事情をある程度把握することが可能です。

ホストクラブの雰囲気に慣れ、ホストと仲良くなったときは利用金額が上がるかもしれませんが、初期利用の頃に比べて利用金額が大きく跳ね上がったら、未収を警戒しましょう。

突発的な未収を防ぐために、お客さんの懐事情を踏まえて利用料金があまりにも高くなりそうなときは、安いお酒を提案するなど料金のコントロールをしてください。

まとめ

ホストとして働いていると、どうしても未収を了承しなければならない場面が起こり得ます。

可能であれば未収を受け入れない方がよいですが、もし未収を了承する場合は3つのリスクが伴っていることを頭に入れておきましょう。

未収によってトラブルに巻き込まれる可能性があるので、今回紹介した4つのポイントを踏まえて冷静に対処してくださいね。

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