ホストクラブの料金システムは4種類!給料アップのための3つのコツも
「ホストクラブに入店したてでいまいち料金システムが理解できない!」
「どんどん売り上げをあげてお給料をアップさせたいけど、具体的に意識するべきお金は何?」
ホストを始めたての方は夜の仕事の独特の料金の計算方法に馴染めないこともあるでしょう。
しかし料金システムを理解していないとお客様に迷惑をかけてしまうばかりか、自分のお給料アップのために何を頑張って良いか分かりません!
そこで今回はホストクラブの料金設定の基本と給料についてを説明していきます。
さらにお給料アップのためにできる3つのコツも紹介するので、これからホストとして頑張っていきたい方は是非参考にしてください。
最後まで読めばホストクラブの料金をお客様に完璧に説明できるようになり、また自分の売り上げ管理も楽になりますよ!
目次
1.ホストクラブの4つの料金設定
ホストクラブの料金設定は4つに分類することができます。
- セット料金
- 指名料金
- 飲み物代
- サービス料
以上の4つがお客様が支払う料金の基本です。
この4つが基本的にお客様の小計となり、その合計に消費税率をかけたものがお客様に請求されます。
お客様に質問されてもしっかり説明できるように覚えておきましょう。
(1)セット料金
ホストクラブの料金設定の1つ目はセット料金です。
お客様が席についた時点で発生する基本料金と捉えてください。
セット料金の中にはハウスボトルや割りもの(ミネラルウォーター)代が含まれます。
来店したら必ずかかる料金がセット料金と覚えておいてくださいね。
(2)指名料金
ホストクラブの料金設定の2つ目は指名料金です。
指名料金には厳密に言うと4種類あります。
- 本指名
- 場内指名
- 送り指名
- ヘルプ指名
本指名とはお客様の担当のキャストを決めることで、基本的に指名変えはできず永久指名制を取っているお店が多いです。
場内指名とはフリーで来店したお客様がその場で指名を入れること。
場内指名を入れた後はそのホストがそのお客様の接客を担当します。
送り指名とはお客様がチェックを済ませて店を出る際にエレベーター前まで送る人を指名する制度のこと。
その日着いたキャストの中から一番お気に入りのホストを選びます。
ヘルプ指名は本指名キャストが接客できない場合やお酒を作るなどのヘルプの役割をするホストを選べる制度です。
本指名の場合は売り上げ小計がホストのお給料に還元されますが、その他の指名の場合は指名1本につき500円などの指名バックがつきます。
(3)飲み物代
ホストクラブの料金設定の3つ目は飲み物代です。
テーブルにセットされているハウスボトルや割もの以外の飲み物を頼んだ時に発生します。
本指名のいる席でボトルや割りものを頼んだ場合、全て本指名ホストの売り上げに還元される仕組みです。
お客様にいかに飲み物を頼んでいただくかがホストの売り上げを大きく左右します。
(4)サービス料
ホストの料金設定の4つ目はサービス料です。
サービス料はお店によってまちまちなのですが、セット+指名料+ドリンク代の合計の20%〜40%がかかる店が多いでしょう。
例えばセット料金3,000円+ボトル5,000円+指名料1,000円(場内)=9,000円。
この場合サービス料が2割のお店であれば9,000円×0.2=1,800円が加算されます。
つまりお客様の小計は10,800円、さらにここに消費税10%が上乗せされて11,880円が最終的な支払い金額になるわけですね。
お店によってはサービス料をTAXと呼ぶこともありますが、消費税と別になることが多いので注意しましょう。
2.ホストの給料に関わるのは売上と罰金
次にホストの給料に関わる売り上げと罰金について説明していきます。
入店時に説明を受けていると思いますが、曖昧にしていると目標設計ができません。
しっかり理解をしておきましょう。
(1)ホストのお給料は完全歩合制
基本的にホストクラブのお給料は完全歩合制のところが多いです。
最低保証額が定められているお店もありますが、日当6,000円程度とさほど高くありません。
売り上げが0の場合は日当×出勤日数となるため、とにかく売り上げを上げないと生きていけない世界なのです。
ホストの売り上げに反映するのは以下のもの。
- 本指名の卓の小計
- 場内・ヘルプの指名バック
- キャッチの報酬
- ドリンクバック
還元率はお店によって違いますが、お客様の卓の小計の何割かがホストのお給料になります。
例として小計が1,000万円以上のホストは6割〜8割程度がお給料として還元される仕組みです。
売り上げの金額に応じて還元率が変化しますが、基本的にホストでお金をガッツリ稼ぐには本指名の本数を増やしてボトルを入れてもらうことが重要と言えるでしょう。
本指名がいない場合は日当+バックがお給料になりますが、せいぜい月に20万円程度しか稼げません。
ホストでお給料をアップさせたいならとにかく売り上げを上げることを意識しましょう。
(2)ナンバー入りすれば賞金・ボーナスがある店舗もある
ナンバー入りすれば賞金・ボーナスがある店舗もあります。
ホストクラブの売り上げランキング上位者はナンバーと呼ばれ、半期や年間の売上やナンバーに応じてボーナスがもらえることもあるんです。
水商売には賞与がないと思われがちですが、ホストクラブは実力主義な分売り上げを上げているホストにはかなり還元をしてくれます。
お給料+αでもらえるお金があることも覚えておきましょう。
(3)罰金に注意
ホストクラブで働く際に注意したいのが罰金です。
- 欠勤罰金
- 遅刻罰金
- 爆弾罰金
どのお店でも共通するのが以上の3つでしょう。
欠勤罰金は当日罰金と前日罰金に分かれていることが多く、当日欠勤だと1回で2万円など高額な金額を給料から引かれることも。
遅刻罰金は15分単位で取られる店が多いですね。
最後の爆弾罰金は水商売独特の罰金です。
- 人のお客様に連絡先を聞く
- 人のお客様と枕をする
- 人のお客様を盗んで指名替えさせる
これらが爆弾罰金と呼ばれ、内容によって大体50万円〜100万円が請求されます。
人のお客様に手を出さないのが暗黙のルール、お客様から連絡先を聞かれても教えないようにしましょう。
3.ホストが給料アップのためにできる3つのこと
ホストが給料アップのためにできる3つのことを解説していきます。
- 高いシャンパン・ボトルを注文してもらう
- フリーバックで指名本数を増やす
- ヘルプの席で先輩やお客様に気に入ってもらう
しっかり実践すれば翌月のお給料から金額が変わってくるはずです。
(1)高いシャンパン・ボトルを注文してもらう
ホストが給料アップのためにできる1つ目のことは高いシャンパン・ボトルを注文してもらうことです。
小計を上げるためにはハウスボトルを飲んでいるだけではなかなか高額は狙えません。
入店したてでボトルのおねだりの仕方が分からない人は、まずは先輩のバースデーや店のイベントなどを利用してみましょう。
少額のボトルを入れてもらい、徐々に金額を上げていく育てのテクニックを使うことでより高額ボトルを入れてもらえます。
(2)フリーバックで指名本数を増やす
ホストが給料アップのためにできる2つ目のことはフリーバックで指名本数を増やすことです。
まだ指名がいないホストはフリーの卓に付けてもらうチャンスが多いので、できるだけ場内や送り使命をもらいましょう。
連絡先はとにかくゲットするようにし、営業メールなどをこまめにして女性の心を掴んで来店してもらうことが大切。
営業手法はオラオラや色恋などそれぞれのキャラクターに合わせて研究してみてください。
指名をもらうことが給料アップへの近道です。
(3)ヘルプの席で先輩やお客様に気に入ってもらう
ホストが給料アップのためにできる3つ目のことはヘルプの席で先輩やお客様に気に入ってもらうことです。
最初のうちはフリーとヘルプの繰り返しになりますが、そこで先輩のテクニックを盗んでお客様にも「あの子頑張っているよね」と気に入ってもらえるようになりましょう。
指名のお客様が友達を連れて来店した場合、指名の方に気に入られていれば同伴者の指名として呼んでもらえる可能性があるからです。
ヘルプで卓を盛り上げているキャストは目立ちますし、他の卓のお客様から「あの子場内して」と呼ばれることもあります。
全力でヘルプをして先輩・お客様に気に入られることで、指名につながる可能性がありますよ。
まとめ
今回はホストクラブの料金や給料システム、そして給料アップのためのコツをお伝えしました。
水商売独特の料金や罰金もあるのでしっかり理解しておきましょう。
分からないことは店のスタッフさんに聞いて、お客様に聞かれても困らないようにしておくことが大切です。
ホストは売り上げが給料に反映する実力主義の職業、厳しい道ではありますがかなりの金額を稼げる可能性があります。
そのためにはシャンパンやボトルを入れてもらえるように営業をかけて卓を盛り上げる努力が欠かせません!
ホストクラブの料金や給料体系を把握して自分がもらいたい金額の目標を立ててみましょう!
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